九州経済産業局とSIIQが共同事務局を務める『九州半導体人材育成等コンソーシアム』では、「半導体人材の育成・確保」「半導体大手企業と地場企業等との活動強化」「海外との産業交流促進」を方向性として定めています。
昨年、2023年9月にSIIQは台湾工業技術研究院(ITRI)とMOUを締結し、シンポジウムを開催するなど九州と台湾における半導体産業の活性化に取り組んできました。
今回、昨年に引き続き台湾(台北市)において「日本・台湾半導体技術国際シンポジウム」を開催しました。
本シンポジウムでは、SIIQ 山口会長も参加していただき、半導体の製造プロセスで重要な位置付けとなる“半導体製造装置”をメインテーマに、講演やパネルセッションを通じて、日台双方の半導体製造装置に関するサプライチェーンの連携可能性や要素技術開発に関する意見交換が行われました。
■実施概要
・実 施 日 :2024年9月4日
・ 会 場 :台北南港展覧館(500会議室)
※「SEMICON台湾2024」と同会場
・参加機関:九州半導体人材育成等コンソーシアム、九州大学、平田機工(株)、(株)マイスティア、九州経済調査協会、SIIQ
・参加者数:約50名
また、シンポジウム翌日の9月5日は台湾・新竹へ移動し、明新科技大学、ITRIを訪問し、教育・実験設備の見学や、意見交換などの交流を行いました。